![]() |
メールなどでもいろいろと「塗装」に関するご質問をいただいています。
・・・・がっ!
じつは、言葉で説明できるほど簡単ではないのです。塗装は・・・・
このホームページで掲載しているギターメイキングの木工作業と
同じくらいの量の「メイキング」が必要になるくらい、
時間と手間をかけて塗装を行っているのですよ。
とはいえ、誰しも分からない事は「分からない!」
・・・ですので、ホントに基本中の基本(塗装技術の1/100くらいのさわり)を
ちょこちょこと書いてみたいと思います。
(ご注意/ホントにさわりだけですよ・・・・ここに書いてあるのは、くどいですが・・・)
![]() |
クリアのスプレーと言ってもいろいろあるんですね
|
![]() |
これはニトロセルロースラッカーにアクリル樹脂・溶剤が混ざった 通常、ホームセンターなどで販売されているニトロセルロース |
![]() |
これはアクリル樹脂オンリーのクリアですね。 これは(ちょっと見にくいですが) |
![]() |
さて、 プラモデルの塗料、そう、田宮の水性アクリルを |
![]() |
これは上の写真の裏面。 |
![]() |
|
![]() |
|
![]() |
何回かボディの表や裏、またサイド部分を吹き終えたら、 従って、表や裏・サイドを2〜3回吹いたら、 |
![]() |
エッジへの吹き方は、こんなイメージ。 |
![]() |
おっ? ちょっと前後しましたが、ボディに対するスプレーの角度ですね。 このように吹き付ける面に対して、気持ちはいつも「直角」。 (昔、オレは直角、なんてマンガもありましたねえ・・・ ま、いーか、そんな事) 距離はですね・・・ スプレーであれば大体30〜40cm離して吹くようにしましょう。 「もったいない」なんて考えて、あまり近くで吹くと、 どろ〜り・・・と、塗料やクリアが垂れてきますので・・・・ 垂れると修正が結構大変ですので、基本は「垂れ」はゼロ!の 気持ちで吹きましょう。 ちなみに、私は現在ではほとんど垂れる事はありません。エヘン! (だって、修正するのが大変なんですもの・・・) ちなみにコンプレッサーでは、もう少し離した方がよいでしょう。 (圧が高いですから・・・) 状況に応じて(たとえばクリアの濃度や湿度など) 私は、大体40cmから60cmくらい・・・ 離して吹いています。 |
この塗装(塗料)の説明は、本当に難しくメーカーによっても内容が違うし、 いろいろな樹脂・溶剤の組み合わせがあります。 従って不適切な表現や、間違っていた知識の上での表記などが多々出てきますが、 そういう部分に気がついた時は、逐次更新していきます。 従って「あれ?この前読んだのと違う事が書いてある・・・」という事があるかもしれません。 すいません、なんせ無知な人間が、塗料の事をエラソーに語る・・・こと自体が、 本来は間違っているのですが・・・。 分かっているようで実は分かっていない・・・という 私と同じような方々に向かって・・・書いている・・とご解釈下さい。 |
|
【まとめ】
このスプレー塗装(ガン吹きも同じ)には、
実は
「とっておきの秘訣」というモノがないのですよ。
結局のところ、「慣れる」しかないですね。
上記のように、いろいろとごちゃごちゃ書きましたが、
じゃ、これを読んで、すぐに完璧に吹けるか!・・・といっても
たぶん無理でしょう。
やはり「数をこなす」のが一番の近道のような気がします。
塗装は、ホントに難しいです。
よーく考えたら、ギター制作の木工作業と塗装作業は、全く別の技術なのですね。
つまり、木工作業を極める!事もギター制作には重要ですが、
全くジャンルが違う「塗装作業」も極めなければなりません。
一緒ではないのですよ。木工と塗装は・・・・・
ここのところを「ギター制作」というジャンルでひとくくりにしてしまって、
木工が上手にできたから塗装も上手に出来るだろう・・・・なーんて、
そんなうまい具合にはいきませんね。
まったく違う技術なんです。
しかし、自分の目標とする「ギター」を作り上げようとすると、
この違う「技術」の、両方を追究しなければならない・・・・わけですね。
なーんとなくお分かりになったでしょうか。
ギター作りには
・・・・「木工」の技術・・・・・
と
・・・・「塗装」の技術・・・・
の、2つの技術が合体して、はじめて目標とするギターは完成する。
(・・・・いや〜、大変やね・・・・ギターづくりは)
さ、がんばって作りましょー!
Copyright(c) Takashi Kono. All rights reserved.